ストーリー性があり、シンプルでおしゃれな掛け時計『dandelion for Lemnos(レムノス)』

ストーリー性があり、シンプルでおしゃれな掛け時計『dandelion for Lemnos(レムノス)』

時間を確認する仕草=携帯の画面を見る、という動作が自然になって、どれだけの時間が経ったでしょうか。

スマホ以前、フィーチャーフォンの時代から数えると、私はかれこれ15年間、肌身離さず携帯を持ち歩いていたことになります。ちょうどこれまでの人生の、半分を一緒に過ごしてきました。

外で「今何時?」と聞かれれば携帯をポケットから取り出す。家に帰り、お気に入りのドラマを見ようと思えば近くに置いてある携帯で、時間を確認する。

そんな時間の見え方に、新たな手段を追加してみました。

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dandelion for Lemnos(レムノス)

世界的デザイナーの佐藤オオキさんが代表をつとめる、nendo社の作品。掛け時計。

私は2015年、日本テレビ系アナザースカイに佐藤オオキさんがゲスト出演された際、nendo社のことを知りました。番組終了後、すぐに検索。nendo社として本時計に関しても、存じ上げておりました。カラーはホワイト、グレー、ベージュの3色があり、私はグレーを購入。

裏面には、nendo社の刻印が刻まれています。フォントの表現もシンプルで、かっこいい。掛け時計の特徴から、裏面というのはなかなか目にする機会もありませんが、細部まで、こだわりを感じられます。

dandelionというのはタンポポのことを言い表しており、公式サイトでは「綿毛がふわふわと風に舞い散るように、流れ続ける時を表現した。」とあります。盤面では、1時の位置から順番に綿毛の数が増えていくことがわかります。

12時の位置では、ちょうど12本の綿毛が描かれていました。タンポポが綿毛になり、風に揺られ飛んでいく。根付いた先でまた、新たな時を刻む。次へと、繋げる。大人になってからは、些細なことでも感傷に浸ってしまいます。

自宅では、本棚の上におもむろに、立てかけて置くことにしました。近くに観葉植物なんかも飾れますし、こういう飾り方もおすすめです。マンションの構造上、室内両面の壁がコンクリートで・・・壁に画鋲一本、刺さらないというのが理由だったりもしますが。

ここで飾っている植物はこちらの「緑のある暮らし Vol.1:無印良品の観葉植物、ハイドロカルチャーがマンション暮らしにもおすすめ」をご覧ください。

まとめ

シンプルで、どんな部屋にも合う素敵な掛け時計。デザインから伝わるストーリーも素敵で、一生物です。

ただし、小さいお子様がいらっしゃる家庭には向かないと思いました。時計を読めるように練習するにしても、タンポポの綿毛が◯本の所に針が〜なんて説明、できませんからね。笑

大人の嗜み、というやつです。

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