ノイズキャンセルが優秀『AirPods Pro』を購入 開封レビューと感想など

ノイズキャンセルが優秀『AirPods Pro』を購入 開封レビューと感想など

最高のワイヤレスイヤホンを購入しました。

先日、Appleから発売されたAirPods Pro。

ヨドバシカメラで購入をしてみたので、開封と使ってみた様子のレビューを行いたいと思います。

およそ一ヶ月ほど利用をしてみたので、感想などもまとめてあります。

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AirPods Pro(エアーポッズ プロ)とは

AirPods Proは、Appleから販売されている完全ワイヤレス型のイヤホンです。

Proと付かないモデルが旧来のものとして存在をしており、今でも併売をされています。

AirPods ProとAirPodsの違いは?

Proと、Proじゃないモデルの違いは大きく以下の通りです。

  • インナーイヤー型イヤホンからカナル型イヤホンへ
  • 軸部分の形が変更されうどんっぽさが解消
  • 操作方法が”タップ”から”握る”へ
  • アクティブノイズキャンセリング機能搭載
  • IPX4相当の耐汗耐水性能

この中でユーザーが最も恩恵を受けるのは、アクティブノイズキャンセリングです。

あと重要な点として、価格が1万円程高くなってしまいましたね。
これは気軽に、購入ができない値段になってしまったかも。

AirPods Proを開封

非常ーにコンパクト。

ケースを旧モデルと比較して、軸の部分が短くなったため縦の部分は短くなっていますが、反対に横が少し長くなっていますね。

カナル型イヤーピース

賛否両論わかれる所ではあると思うのですが、私は待ってましたという感じでした。

元々発売日からBeats Xを使用しており、カナル型のイヤホンには耳が慣れています。

旧モデルのAirPodsは、私の耳に合わないようですぐに落ちてしまったんですよね。
カナル型イヤホンなら、耳の中に隙間なくフィットするので音質の向上にも寄与していると思います。

AirPods Proの充電方法。Qi規格の無線充電器とLightningコネクタに対応

充電はLightning端子からの直接充電か、Qi規格の無線充電に対応しています。

付属のケーブルも、USB-C – Lightningに変更されました。

最近のMacBookのインターフェイスは、USB-C規格へ統一をされてきているのでこの変更は地味に、嬉しいです。

AirPods Proのペアリング方法

ペアリング方法もめちゃくちゃ簡単。

AirPods Proの蓋を開けた時点で、近くにあるiPhone / iPadとの接続が開始されました。
iOSのバージョンは、最新に更新しておいてください。

再生前にイヤーチップの装着状態を確認

AirPods Proには、大小3つのイヤーチップが付属しています。
S、M、Lとあって、標準で真ん中のMサイズが装着されていました。

でもこれ、人によって耳の大きさも変わりますし何が正解なのかって、正直なところはよくわからないんですよね。

そこでAirPods Proには、イヤーチップの装着状態を自動的にテストしてくれる機能が追加されました。

AirPods Proのイヤーチップ装着状態テストを開始

イヤーチップの装着状態は、設定アプリからテストを実施します。

AirPods Proのイヤーチップ装着状態テストを実施中

再生ボタンを押すと短い音声が再生され、AirPods Proがイヤーチップの装着状態をテストしてくれます。

AirPods Proのイヤーチップ装着状態テスト結果

左の画面が、テスト結果に不備がある状態です。
これが表示された場合は、指示に従ってイヤーチップの調整を行なってください。

右の画面が表示された場合は、現在のイヤーチップで問題がないことになります。
後述するアクティブノイズキャンセリングへの影響もありますし、システムが自動で最適なイヤーチップを判断してくれるというのはとても良い機能ですね。

テクノロジーの進歩を感じました。

アクティブノイズキャンセリングが逸品

AirPods Proから新たに加わった、アクティブノイズキャンセリング。

アクティブノイズキャンセリングを有効にして感じた、7つのことがこちら。

  • 室内での生活音はほぼ完璧にシャットアウト
  • 歩行中は革靴の足音すら消える
  • 話し声はボリューム次第
  • 電車音の完全ブロックは難しいものの格段に走行音は軽減
  • 新幹線の走行音も気にしなければ耳に入らなくなるレベル
  • 意識をすれば各種アナウンスの音声はなんとか聞き分けられる
  • ノイズキャンセルされた世界が当たり前になる

この辺りはまた後日、詳細にまとめたいと思います。

周囲の音を取り込みたい場合は外部音取り込みモードに変更

外部音取り込みモードは本当にめちゃくちゃ優秀。

単純にノイズキャンセル機能がオフになったというだけではなく、イヤホン未装着状態よりも敏感に外部の音声が耳へ入ります。
それでいて流れる音楽は綺麗に聴こえるので、バランスの取り方が秀逸だなと感じました。

外部音取り込みモードは、iPhoneからならコントロールセンターか設定アプリにて、設定が可能です。

イヤホンから設定を変更する場合は、軸部分にある感圧センサーを長押しするだけ。
電車から降りた瞬間にさっと、外部の音を取り込む状態で歩き始めることができます。

このストレスの無さは、流石と言わざるをえない。

AirPods Proの電池残量を確認

AirPods Proのバッテリー残量は、iPhoneのバッテリーウィジェットから確認が可能です。

接続中のパーツしかリストに表示されないので、ケースの残量確認はその都度蓋をあける必要があります。

これはちょっと、めんどくさいかな。

IPX4相当の耐汗耐水性能。ランニングやトレーニングでも使用できる

こちらも一部のユーザーならば、待ちに待った機能ではないでしょうか。

旧モデルのAirPodsは、汗などの一般利用で水没の危険がありましたが、AirPods Proではこの点を見事にクリア。
ただし等級でいうと飛まつ程度の水分に耐性があるというレベルですので、過信は禁物。

これは同じくAppleの、Beatsブランドから発売をされているPowerbeats Proと同等の耐汗耐水性能を有しているということです。

シャワーや水洗いは、絶対にダメですよ!

AirPods Proを一ヶ月使用してみた感想

実際購入から、約一ヶ月ほど使用をしてみました。

主な利用シーンは通勤時や、PC作業の傍ら。

もう本当に最高ですよ。

iPhoneとの接続性は抜群に優秀

これはもう、言わずもがな。

接続時は蓋の開け閉めのみで簡単にiPhoneと接続。
装着状態の検知機能があって、耳から話すと音楽の再生が止まるという機能もとても便利。

iPhoneユーザーならまず購入して、損なしの一品。

AirPods Proのバッテリーは日常使いなら充分な時間もつ

AirPods Proのバッテリー駆動時間は、公称で24時間程度と明記がされています。

実際の使い方では、だいたい1週間弱はもつかなぁというのが印象。
1日、通勤の行き帰りで3時間程度は利用をしていますが、その場合は週末までもつかな、どうかな?という程度の具合です。

Beats Xが2日に一回程度は充電が必要になっていたので、この違いはめちゃくちゃ大きい。

AirPods Proは片耳でも使用できる

片方でも、耳につけたAirPods Proを外すと音楽の再生は止まります。
その状態でiPhoneから音楽の再生を再開すると、装着したままの片耳から音楽が再生されます。

これも案外便利で、片耳は自由にして”ながら聞き”をするのにちょうど良いんですよね。

AirPods Proのちょっと残念で、気になるところ

ここまで良いことばかりを書いてきましたが、やっぱり気になる点も目にとまり始めました。

  • 単体での音量制御ができない
  • 気にするほどではないが、音質は最高ではない
  • 価格はやや高級な印象をうける

どれもまぁ、我慢できなくはない内容です。

それ以上に、圧倒的に使い勝手が良いので充分にお釣りがくると思います。

AirPods Proは最高のノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホン

ここまでざざざっと書いてきましたが、AirPods Proは間違いなく買って損がない、おすすめのワイヤレスイヤホンです。

iPhoneとの接続性 / 親和性も抜群に優秀で、ストレスフリー。

値段の高級感以上に、所有欲を満たしてくれました。

店舗などでは試聴もできるので、是非一度お試ししてみてください。

B!